bluetoothアンプを作ってみた(BM62)
おはようございますkentamuです。
今回はBluetoothアンプを作ってみました!
そこまで難しくないのでオーディオに興味がある方は是非チャレンジしてみて下さい。
Bluetooth自作用のICといえばRN52が定番でしたが値段も2500円と高く、手を出しにくいのが難点でした。
そこで今回は1000円ほどで購入できるBM62を使用して簡単なBluetoothアンプを組んでみました。
今回のコンセプトは、部の1年生が半田付けをしたら動く物を作る!ということでシンプルな半田付け練習ボードとして設計しました。
リード部品をなくして面実装とする事で小型化、基板そのものが筐体になりコスト削減が出来ました。
回路図
若干修正をしていますが回路はこのような形に。
少々凝ってディスクリートオペアンプを入れてみたのですがノイズ対策が難しく、音もあまり良くなかったためオペアンプICを使用しています。
ディスクリートオペアンプの記事はこちらにあるのでよかったらご覧下さい。
*BM62の出力の基準値が2.5Vになっていたので0V基準でシミュレーションしていた事が実機での歪みの原因かと思います。レールトゥーレールのオペアンプを設計するか、入力にキャパシタを挟む、または電源電圧を高くすれば対応可能と思われます。また、入力がJFETで高インピーダンスですのでノイズ対策の為に配線の引き回しを十分注意する必要がありそうです。
追記:ディスクリートオペアンプ、電源電圧高くしたら動きました。
+12V、-5V供給
ボルテージフォロワ
終わりに
BM62について電子工作工房という所で情報を公開されており非常に参考にさせていただきました。おかげさまで殆ど躓く事なく設計する事ができました。感謝申し上げます
1年生は表面実装の半田付け頑張ろうな!
追記:
一年生めちゃくちゃ半田付け上手で驚きました。
すごい、みんなすごい!
(kentamu)